ホントのカノジョ(3)〜私に任せてって言ったでしょ?〜

単話

作家:最中工路

34ページ

憧れの早瀬川さんが淫らに俺を求めた、あの一夜を思い出していると

「ねぇ 佐藤ってば!!」
幼馴染みの’みのり’から突然声をかけられた

考え事をしていたと適当にはぐらかしたが

「さては早瀬川さんのことかな〜?
あんた達付き合ってるんでしょ?」

「!」

誤魔化したけど彼女にはお見通しのようで… なぜか相談する流れに…
そして、おせっかいで世話好きな みのり は、2人の仲を後押ししようと
’クマのぬいぐるみが好き’という早瀬川さんの極秘情報を教えてくれた

意外な好みを知った俺は、限定コラボのクマのぬいぐるみを買いにマルイチキューへ

これを機にまた話せたら… 早瀬川さん喜んでくれるといい…

しかし、そこで見たのは
知らない男と、キラキラとした目で指輪をつけている早瀬川さんだった

恋心は無慈悲にも打ち砕かれ
失意の俺はみのりの家へと向かっていた…

「まさか 早瀬川さんに彼氏がいたなんて…」
「ごめん!あたしがあんな事言わなきゃ…」

落ち込んでいる俺を優しく抱きしめてくれた みのり
大きくて包容力があり柔らかな 彼女の胸に俺は…

シリーズ

  • ホントのカノジョ(1)〜憧れの早瀬川さんとワンナイト!?〜

  • ホントのカノジョ(2)〜好きなんでしょ?こういうのが〜

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