僕の知らないところで幼馴染たちは…(5)

単話

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俺の知らない間に幼馴染たちはあまりにも変わってしまった…
一緒にいるのがつらい…
俺は予定を前倒し、故郷を後に都会に戻ることに決めた

「もう向こう戻っちゃうの? じゃあ送別会やらなきゃっ」

しかし愛美の発案で、送別会を開くことになった
別にやらなくてよかったんだが…

愛美のこういうお節介なところも好きだったんだよな…

でももうこんな地元とはおさらばだ
いろいろ変なことはあったが、飲んで忘れちまおう…

だが、みんなの酔いが回ってくるとだんだん妙な雰囲気に…

「ねえ、耕太… ヤろ?」

「はっ!? 愛美なに言って…」

酔っぱらった愛美が耕太とキスしはじめたのだ。

「孝宏くん… だめ…んっ」

唯姉に孝宏まで…
どうなってんだよ…

なんでコイツら…俺がいる前でこんなことができんだよ…っ?

もうあの頃に戻ることはできないのか…?

〜僕の知らないところで幼馴染たちは…(5)〜

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