生贄ドールズ〜返礼品にされたワタシたち〜(4)

単話

作家:凍佳玄的

35ページ

返礼品だった私は、どうにか社会復帰が叶ったものの
結局は身体を売ることでしか価値を見出してもらえなかった

いろんな男に奉仕をして… そのたびに錠剤の数が増えていった…

今夜は補助金の手回しをしてくれた〇△省の清水さんの相手をする
私の特異体質でぽたっ ぽた とでる母乳でまろやかになった わかめ酒をズズッとすする

返礼品だった私に残る出荷マークにも目もくれず
私の奥で自分勝手にぱんっ ぱんっとイチモツを打ち付けてくる

いくら薬の量を増やしても、嫌な記憶からは逃れられない

そして、壊れてしまったワタシたちは…


生贄ドールズ〜返礼品にされたワタシたち〜(4)

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