ひとはだフレンド(5)
単話
作家:一色緑
27ページ
密かに想いをよせる同期と好きなアニメの話で盛り上がり、
ついに連絡先を交換した。
引かれてないかな… と清下さんに相談してみると
「今後次第じゃない?」とあっさり返されてしまった。
「それじゃ、今後のためにお出かけの予行演習でもしよっか」
その誘いを受け、休日に清下さんとデートをすることに…
猫とたわむれたり、カフェでコーヒーを飲んだりと2人で楽しい時間を過ごせた
そして清下さんの助け?もあって同期にデートのお誘いメッセージも送ることができた
「そうだ、初めからホテルとか誘っちゃダメだよ?」
「それぐらいは分かりますよ…」
「そ?じゃホテル行こっか」
カフェを出て、てっきりもう帰ると思っていたのでまさかの誘いに驚く。
「この流れでいくんですか?」
「行かない…?」
なんだか神妙な面持ちなのが気になって
結局誘われるがままホテルに入ってしまった…