いじめたい。〜俺は女上司に嫌われている〜(2)

単話

作家:しろいしお

27ページ

みんなの頼れる上司’白川さん’とセックスをした日から
彼女の態度は以前より冷たくなってしまった…

「じゃあ俺達は幹事だから先に店行くわ」
「分かった、終わり次第向かう」

これから飲み会だというのに営業部長の指示で残業をすることになった。

同僚が帰ったあと、ガシャン!と大きな音が聞こえたのでそちらに向かうと
重そうな荷物を運んでいた白川さんに出くわす。

手伝おうかと声をかけたが、例の如く冷たく断られてしまった…


白川さんがなかなか戻ってこないことに気づき少し様子を見に行くと
資料室の隅でしゃがみ込む白川さんを見つけた。

大丈夫ですか?と近づくとなぜか慌てだす白川さん。

「なんで閉めちゃうんですか!ドアノブが壊れてて中から開かないんですーっ!!」

え?
ってことは、白川さんと密室で二人きり…?

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