少し言うことを聞くだけだから(1)

単話

作家:楠まじり

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大好きな彼氏は叔父と2人暮らしをしている。
おじさんは彼の生活や学費をお世話している立派な人

でも


【私はこのおじさんが…苦手だ】


普段から妙な視線や彼氏との関係に対して答えづらい質問、それにボディタッチがあり、どこか気持ち悪さを感じていた。

私が過剰になっているだけなのかな…


ある日彼氏の家で留守番をしていると

おじさんから
いつもの怖い視線や答えづらい質問を投げかけてきて
見せたいものがあると奥の部屋に招かれた。


そこで見たのは、壁や天井一面に≪性行為の写真≫が貼られた部屋だった。


立ちすくんでしまった私に彼氏の叔父さんは……

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