
このカラダ好きにしていいよ
単話
作家:いさわのーり
29ページ
顔も知らない年頃の女の子を一時的に預かる事になった俺は
何かと気を使いながら生活をしていた。
しかし、下着の見える格好で寝転がっていたり妙に大人びていたり
何よりも≪人生を投げているような≫危なさがあった。
ある日、着替えているのを知らず扉を開け
すべすべの肌とぷっくりとした胸、弱弱しい体つきを目の当たりにした。
彼女は≪別にいいよ≫と裸を見られたにも関わらず
気にしていない態度をとった。
『自分を大事にしないと駄目だ』
咄嗟に出た俺の言葉は、まだ男女の右も左もわからない年頃の女の子を守るためだった。
そして、急な雨の日心配して家に帰ると何かを思い詰め元気がなかった。
奈緒の為に何かしてやりたかったが…
【エッチしよっか】
奈緒の誘いに動揺を隠せない俺は押し倒されてしまう。
アタシちゃんとエッチできるんだよ
きめ細かで甘い香りのする肌、小さくもやわらかい乳房
大人びた表情で誘惑する姿に俺は硬直してしまった。
これは奈緒の為だよ
我慢していた俺の何かが揺れ動く……